DriveExistsメソッドは指定したドライブが存在するかの判定をします。
※ドライブとはデータの読み書きができる記録装置です。HDD(ハードディスク)や、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)などがありますが、外付けなどをしていない一般的なパソコンでは本体に内蔵されている部品です。
※ファイルシステムオブジェクト(FileSystemObject)についてはこちら
DriveExistsメソッドの構文
構文
ファイルシステムオブジェクト.DriveExists(ドライブの指定(Drivespec))
DriveExistsメソッドの構成要素と引数
構成要素と引数
要素/引数 | 必須/任意 | 説明 |
---|---|---|
ファイルシステムオブジェクト (FSO) |
必須 | ファイルシステムオブジェクトを指定します。 |
ドライブの指定 (Drivespec) |
必須 | ドライブ文字かパスの文字列を指定します。 |
その他のポイント
取り外し可能な記憶媒体(リムーバブルメディア)を使用するドライブの場合、実際にBD、DVD、CDなどの記録用メディアが入っていなくてもTrueを返します。
DriveExistsメソッドをつかったサンプルマクロ
以下のマクロは、DriveExistsメソッドの引数に指定したドライブが存在するかの判定をします。判定の結果として指定したドライブが存在する場合はTrue、存在しない場合はFalseをイミディエイトウィンドウに表示します。
サンプルコード
Option Explicit
Sub ファイルシステムオブジェクト_DriveExistsメソッド()
'ファイルシステムオブジェクトを使うため準備
'①事前バインディングの場合はVBEのツールより参照設定で「Microsoft Scripting Runtime」にチェックをしてください。
Dim FSO As FileSystemObject
Set FSO = New FileSystemObject
'DriveExistsメソッドの使用例
Debug.Print FSO.DriveExists("C")
'ドライブの指定(Drivespec)は、("C:")や("C:\")といった指定方法でも正常に動作します。
End Sub
実行結果
イミディエイトウィンドウにTrueを表示します。
WindowsパソコンならCドライブやDドライブが標準で搭載されているね。
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