VBA｜GetTempNameメソッド(ファイルシステムオブジェクト)

GetTempNameメソッドメソッドはランダムに生成された一時ファイルやフォルダの名前を返します。

※ファイルシステムオブジェクト(FileSystemObject)についてはこちら

VBA｜ファイルシステムオブジェクト(FileSystemObject)でファイルやフォルダを操作する

VBAではファイルやフォルダを操作するときにつかえる便利なファイルシステムオブジェクト(FileSystemObject)の利用ができます。この記事ではファイルシステムオブジェクトをあつかうための方法や、使える機能(メソッドやプロパティ)を紹介しています。

Contents

GetTempNameメソッドの構文

構文

ファイルシステムオブジェクト.GetTempName

GetTempNameメソッドの構成要素と引数

構成要素と引数

※引数はありません。
要素／引数	必須／任意	説明
ファイルシステムオブジェクト (FSO)	必須	ファイルシステムオブジェクトを指定します。

その他のポイント

GetTempNameでは実際にファイルが作成されません。あくまで一時ファイルの名前を生成し文字列として返すのみです。

GetTempNameメソッドをつかったサンプルマクロ

サンプルコード

Option Explicit

Sub ファイルシステムオブジェクト_GetTempNameメソッド()

    
    'ファイルシステムオブジェクトを使うため準備
    
    '①事前バインディングの場合はVBEのツールより参照設定で「Microsoft Scripting Runtime」にチェックをしてください。
    Dim FSO As FileSystemObject
    Set FSO = New FileSystemObject
    
    'GetTempNameメソッドの使用例
    Debug.Print "①"; FSO.GetTempName
    Debug.Print "②"; FSO.GetTempName
    Debug.Print "③"; FSO.GetTempName

End Sub

実行結果

①rad06B08.tmp
②rad8AB62.tmp
③radAEDDF.tmp